御由緒 |
宮地嶽神社の創建は約1600年前までさかのぼるという。
国史にその名を残す息長足比売命(神功皇后)の御代である。仲哀天皇なきあと、自ら大陸に渡られる折、皇后は当地に滞在され、裏の山の頂きに祭壇設け、「天命を奉じて彼の地に渡らむ、希わくば開運を垂れ給え」と、祈願して船出された。
これより、彼の地を「宮地」と呼び、彼の山を「宮地嶽」と称するようになりここに本社は息長足比売命の有名不可思議な御偉業を称え、御祭神と祀り、ともに功労をなした勝村・勝頼両神とあわせて、宮地嶽三柱大神とあがめ、世の崇敬をあつめている。
(平成祭データ) |