御子神社(みこ)              HOME blog

鎮座地 〒814-0153 福岡県福岡市城南区樋井川3-43-17 旧筑前国 早良郡  
電話  
旧社格等  村社  
御祭神  ・安徳天皇
御由緒  神社創建の年代は詳<さだか>ではありませんが当社古伝によると安徳天皇或る年の晦かに太宰府より糸島郡吉井に遷御し白馬を騎ってこの地を過ぎ給いしが井戸に堕<おち>て歿<ぼつ>し給うと伝え、この古伝により古来よりこの地には白馬を養はず・又井戸を掘らず、もし犯せば必ず災いありと云う。この古伝は、安徳天皇御事蹟論(阿部鉄眼著・明治三十七年発行)にも見
える。寛元四年の末の事蹟と関わり深い由緒と思われます。また、境内には祇園社、社日社を祭り、飛地境内社として旧字シノコに篠子神社(宮司自宅内)があり、祭神は詳<さだか>ならづも護大神<もりのおおかみ>と祭る神社として伝えられ、なおこの神社は弥生時代の古墳で(専門家の意見では首長級の墳墓ではないかという事)当社、宮司石橋家には、篠子神社を御子神
社の本宮<もとみや>という言伝えもあり御子神社の創建は遠く上代に遡るものと思われます。
 (平成祭データ)

 御子神社由緒 (上長尾地区の氏神様)
  祭神 安徳天皇(御子大神)
      安産と子どもの守り神
 御子神社がこの地に建立された年代ははっきりしませんが、明治五年十一月三日上長尾村社に定められ、古きより安産の神、子どもの守り神として近郷の崇敬が厚い神社であります。
当御子神社に古くから言い伝えや筑前国続風土記拾遺によると、安徳天皇がある年の大晦日に大宰府から糸島郡吉井に遷御されたさい(安徳天皇御事蹟論にも見られます)、白馬に乗ってこの地区を通り過ぎようとされましたが、誤ってシメ縄に引っ掛かりり井戸に落ちたと伝えられています。
 この古い言い伝えにより、昔から上長尾地区では、白馬は飼わない、正月のシメ縄は飾らない、又井戸を掘ってはならないと言い伝えられています。また、御子神社境内には末社の祇園社。豊作の祈願、収穫の感謝を行う社日社を祀ってあります。
 飛び地境内社として旧シノコに篠子神社(宮司、石橋家自宅内)があります。
 例祭日
   歳元祭    1月 1日
   春季大祭   5月 2日(八十八夜)
   夏越祭り   7月23日(除蝗祭)
   社日祭    9月
   秋季例大祭 10月20日
 (境内由緒掲示板より)
参拝月日  03/08/2008

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境内入り口の鳥居 拝殿