御由緒 |
当社は、福岡市の総鎮守としては最古の歴史を有し、天照皇大神の奉祀についてはあまりにも古く、史実に徴する由もないが、孝謙天皇天平宝字元年(757年)託宣によって主神、大幡主大神を鎮祭し、天慶4年(941年)藤原純友乱を起すや、追討使小野好古は山城国祇園社に神助を祈願し、戦勝奉賽のため素盞鳴大神を当社に勧請した。
而して三社格別に建竝び社頭の輪奐結構を極めていたが、屡々の兵火に罹り荒廃せるを、天正15年時の太閤豊臣秀吉公の、博多復興にあたり現社殿の建立寄進がなされた。
その御神徳は、古来不老長寿・商売繁盛の“お櫛田さま”として信仰が篤い。
(平成祭データ) |