「式内社」草薙神社(くさなぎ) HOME blog

鎮座地 〒424-0886 静岡県静岡市清水区草薙349 旧駿河国 有渡郡   
電話  054-345-8426
旧社格等  県社
式内社 駿河國有度郡 草薙神社
御祭神  ・日本武尊
御由緒 式内延喜式
 草薙神社由緒
一、 御祭神 日本武尊(やまとたけるのみこと)
一、 御創建 景行天皇五十三年
一、 例祭日 九月二十日
 景行天皇第二皇子の日本武尊が東国の蝦夷(えぞ)が叛(そむ)いたので、之を平定するため吾嬬国(あづまのくに)に行く途中、この地で逆賊が起り尊を殺そうとして原野に火を放った。尊は佩用(はいよう)の剣を抜いて
「遠かたや しけきかもと、をやい鎌の」と鎌で打ち払う様に唱え剣を振り草を薙ぎ払ひ火を逆賊の方へなびかせ尊は無事に難をのがれた地を草薙という。
 その後佩用されていた天叢雲(あめのむらくも)の剣を草薙の剣と名稱を変更になり草薙神社に神剣として奉られる。
 今より一八六〇余年前である。
(社頭由緒掲示板より)

 当社は式内延喜式神名帳に「駿河国有度郡三座並小云々草薙神社」と記載されている。
御祭神は景行天皇第二子皇子日本武尊を御祀り申し上げて鎮座してあります。国史社伝によれば、尊は東国の蝦夷が、叛いたので、之を平定する為、吾嬬国に赴く途中、このあたりで逆賊起こり、原野に火を放って尊を焼き殺そうとしたので尊は出発の折、伊勢神宮に参拝し、倭姫命より戴いた佩用の剣を抜いて「遠かたや、しけきかもと、をやい鎌の」と鎌で打ち払う様に唱へ、祓ひて剣を振り、あたりの草をことごとく薙ぎ払った処で手打石により日をつけた。その火は逆に逆賊の方へ烟りなびいて、尊は無事にこの難を切り抜けられました。
 その後、佩用されていた天叢雲の剣を草薙の剣と名称を変更になり、尚、尊を焼き殺そうとした処を草薙と言はれる様になりと、語り伝へられている。
 その後景行天皇が日本尊命の勲功の地を尋ねようと、五三年八月に天皇は郡郷に詔して曰く「冀くば、日本尊命の征定された国郡を巡視する。」そこで天皇は直ちに出発せられ、先ず伊勢に行幸され、次いで東国に向かはれ九月二十日に当地に御着になり尊の奮斗の後を封じて御親しく一社を建立し、日本武尊を奉祀し、御霊代として、草薙の剣を奉納されました。
 景行天皇五三年九月二十日(昭和六十年より一、八六三年前)依って当月当日(九月二十日を以て例祭日と定めて今日に及んでおります。
 その後草薙の剣は第四十六代天武天皇の朱雀元年に勅命により現在の熱田神宮に奉祀しされました。
 (平成祭データ) 
参拝月日  03/29/2009

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一の鳥居 社殿全景