「式内社」熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ) HOME blog

鎮座地 〒647-0081 和歌山県新宮市新宮1 旧紀伊国 牟婁郡  
電話  0735-22-2533
旧社格等   官幣大社(現別表神社)
 式内社 紀伊國牟婁郡 熊野早玉神社 大 
御祭神  (主神) 
 第二殿 速玉宮(中御前) 熊野速玉大神(伊弉諾尊) 薬師如来
(相殿) 
 第一殿 結宮(西御前) 熊野夫須美大神(結神・伊弉冉尊)千手観音
 第三殿 証誠殿 家津美御子大神(国常立尊)   阿弥陀如来
 第四殿 若宮 天照大神 十一面観音
   (以上、一、三、四殿を上三殿と称す)  
 第五殿 禅児宮 天忍穂耳尊          地蔵菩薩
 第六殿 聖宮 瓊々杵尊             龍樹菩薩
 第七殿 児宮 彦火火出見尊          如意輪観音
 第八殿 子守宮 鵜葺草葺不合尊       聖観音
    (以上、五~八殿まで一棟に祀り、中四社と称す)
 第九殿 一万宮 国狭槌尊           文殊菩薩
     十万宮 豊斟渟尊             普賢菩薩
 第十殿 勧請宮 泥土煮尊            釈迦如来
 第十一殿 飛行夜叉宮 大戸之道尊      不動明王
 第十二殿 米持宮   面足尊         多聞天 
    (以上、九~十二殿まで一棟に祀り、下四社と称す)
  中四社と下四社を合わせて八社殿という。
(神社辞典・東京堂出版より)
御由緒   熊野速玉大社の御由緒
熊野速玉大社は、悠久の彼方、熊野信仰の原点、神倉山の霊石ゴトビキ岩(天ノ磐盾)をご神体とする自然崇拝を源として、この天ノ磐盾に降臨せられた熊野三神(熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神)を、景行天皇五十八年の御代(西暦百二十八年)初めて瑞々しい神殿を建ててお迎えしたことに創始いたします。 我々の祖先は、美し国熊野に坐しますこの真新しい新宮に大自然の恵みを献じて神々を斎き祀り、感謝と畏敬の心を込めて祈りを捧げながら、最も神社神道の特色ともいうべき清め祓いを実践してまいりました。
 このように、原始信仰から神社神道へと信仰の形を整えていった厳儀を、未来永劫にわたり 顕彰し続ける精神をもって「新宮」と号するゆえんであります。この尊称は、まさに熊野速玉大社が、天地を教典とする自然信仰の中から誕生した悠久の歴史を有すことの証といえるでしょう。中世、熊野御幸は百四十一度を仰ぎ、第四十六代孝謙天皇より「日本第一大霊験所」の勅額を賜り、また千二百点を教える国宝古神宝類が奉納され、全国に祀る熊野神社の総本宮として厚い信仰を集めております。
 また境内には、熊野信仰の象徴たる「梛の大樹」が繁り、熊野神宝館や熊野詣を物語る「熊野御幸碑」などがあります。
特殊神事 二月六日 御灯祭 七月十四日 扇立祭 十月十五日、十六目 例大祭・神馬渡御式・神輿渡御式・御船祭
  平成十六年七月七日 世界文化遺産登録

御祭神
第一殿(結霊宮) 熊野結大神(いざなみの命)
第二殿(速霊宮) 熊野速玉大神(いざなぎの命)
第三殿(証誠殿) 家津美御子命・国常立命
第四殿(若 宮) 天照大神
第五殿(神倉宮) 高倉下命
第六殿 (禅児宮) 天忍穂耳命
第七殿(聖 宮) 瓊々杵尊命
第八殿(児 宮) 彦火々出見命
第九殿(子守宮) 鵜葺草葺不合命
第十殿(一万宮) 国狭槌命
   (十万宮) 豊斟渟命
第十一殿(勧請宮)泥土煮命
第十二殿(飛行宮)大戸之道命
第十三殿(米持宮)面足命
         奥御前三神殿
         新宮神社
         熊野恵比須神社

The history of Kumano-Hayatama Grand Shrine
 In ancient times the three gods (Kumano-Hayatama-no-omikami, Kumano-Musubi-no-omikami, Ketsumi-Miko-omikami) came down from the heavens to the sacred rock named Gotobiki at Mt. Kamikura. This rock is the object of worship and the origin of Kumano faith. Later,     our ancestors built a new shrine at Shingu in the beauteous land named Kumano. They moved the three gods from Kamikura to enshrine them here at Kumano Hayatama Grand Shrine. Now visitors can greet the gods here. People in this region have been praying with reverence and gratitude while offering blessings of nature to the gods ever since. Ceremonies of purification continue to be held, for these rituals are the most striking feature of Shinto.
The Kumano-Hayatama Grand Shrine's history is steeped in the principles of pure nature worship.
The name of our city Shingu means new shrine, which includes the profound meaning whose primitive belief had changed into Shintoism.
During the medieval period, successive emperors and nobles came to worship here over 140times.
The 46th Emperor Koken offered a tablet which proclaimed, "Hayatama is the most sacredshrine in Japan. A stone monument in the inner shrine honors these ancient emperors. More than 1200 items were offered by pilgrims. They have been deemed national treasures, and some of them are on display in the museum. Because of this, a large number of devotees come to worship at Kumano-Hayatama Grand Shrine.
  (境内由緒掲示板より

参拝月日  04/03/2009

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参道入口の鳥居 社殿全景