常陸國一の宮「式内社」鹿島神宮(かしま) HOME blog

鎮座地 〒314-0031 茨城県鹿嶋市大字宮中2306-1 旧常陸国 鹿島郡 
電話  0299-82-120
旧社格等  官幣大社(現別表神社)
勅祭社
常陸國一宮
式内社 常陸國鹿嶋郡 鹿嶋神宮 名神大 月次新嘗
御祭神  ・武甕槌神
御由緒 御祭神
 武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)
鎮座地
 茨城県鹿嶋市宮中(常陸国鹿島郡)
水郷筑波国定公園に含まれる鹿島台地は怒涛逆巻く鹿島灘を東に配し、西は水煙芒々と広がる北浦、霞ケ浦や水郷地帯を望むことが出来る。この台地の千古の森に有史以来の歳月を重ねて大神は鎮まられる。
社格
 勅祭社 旧官幣大社(現別表神社)
 常陸国一の宮 全国の鹿島神社の総本宮
御事歴
 神代の昔、天照大御神の命を受けた武甕槌大神は香取の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と共に出雲国に向かわれ、国譲りを成就し、皇孫(すめみま)の国たるべき日本の建国と建設に挺身された。とりわけ東国における神功はきわめて大きく、関東開拓の礎は、遠く大神にさかのぼる。
 神武天皇はその御東征なかばにおいて思わぬ窮地に陥られたが、大神の「韴霊剣(ふつみたまのつるぎ)」の神威により救われた。この神恩に感謝された天皇は御自らの御即位の年、大神を鹿島の地に勅祭された。皇紀元年、即ち紀元前六六〇年の頃といわれる。
摂末社
 境内の奥宮、高房社、三笠社、境外の息栖神社、沼尾神社、坂戸神社、跡宮の七摂社のほかに十五社の末社をお祀りしている。
文化財
 国宝 「直刀」金銅黒漆塗平文拵附刀唐櫃
我が国最古最大の直刀で韴霊剣の名を伝える。制作は奈良時代と推定される。常陸国風土記に慶雲元年(七〇四)鹿島の砂鉄で剣を作ったとあり、この剣であろうと言われる。古くは本殿内に納められていた御神刀で、長さは約三メートルの長大な刀である。
 (神社パンフレット「鹿島神宮参拝のしおり」より抜粋)

由緒書
御祭神 武甕槌大神                            
創祀 
神武天皇御即位の年に神恩感謝の意をもって神武天皇が使を遣わして勅祭されたと伝えられる。 
御神徳 
 神代の昔天照大御神の命により国家統一の大業を果たされ建国功労の神と称え奉る。    また韴霊剣の偉徳により武道の祖神決断力の神と仰がれ関東開拓により農漁業商工殖産の守護神として仰がれる外常陸帯の古例により縁結び安産の神様として著名である。
 更に鹿島立ちの言葉が示すように交通安全旅行安泰の御神徳が古代から受け継がれている。   
 (平成祭データ)

 鹿島七不思議
要石
 その根底ふかくて図り知れずという
御手洗
 池の深さ大人 小人によらず乳を過ぎずという
末無川
 川の水 流れ行くほど追々かれて行末知らず
藤の花
 御山の藤の花の多少により その年の豊凶を予知すること
海の音
 波の響が上(北)の方に聞えれば日和 下(南)に響けば雨降るという
値上りの松
 すべて御山の内の松 幾度伐れども伐り跡に目出て枯れることなし
松の箸
 鹿島の松で作る箸は松脂の出たことなしという
  (境内案内板より)
参拝月日  05/21/2009

写真をクリックしてくださいフォトアルバムに移動します。
大鳥居 拝殿