上手稲(かみていね)神社

鎮座地 〒063-0049 札幌市西区西野290番地257  
電話  011−661−6233
御祭神 ・須佐之男命 (すさのおのみこと)
・天照大神 (あまてらすおおかみ)
創建 明治9年10月1日(1876年)

時に巨熊の出没する斧鎌を知らぬ原始の地に入植し、厳寒と飢餓に耐え開拓に専念した住民は、ひとつには倶々に苦楽を分かち合う心のよりどころとし、且つは開村を記念するために相計り、明治9年10月1日、元又村富蔵氏所有地(現・宍戸身之助氏所有地内)に小祠を建立、上手稲神社と名付け、当時の札幌神社禰宜星野十九七氏が奉祀の上、須佐之男大神を祭神といたしました。
 又明治31年9月23日、当時の札幌郷社三吉神社神職小川一誠氏と時の手稲村長管野利行氏が相計り奉祀の上、天照大神を合祀いたしました。即ち我が上手稲神社は、住民の守護神であると倶に開村記念としても又大なる意義を有するものと謂うべきものであります。
 越えて明治42年、原因不明の失火により御社殿が焼失しましたので、手稲町果樹栽培の祖小島尚友氏が、その所有地の一部を境内地として寄進されましたのが宮の沢14番地の境内地であります。
 次いで手稲町開村50年の年、即ち大正10年9月11日に御社殿を新築して、爾后昭和年代を迎えました。
昭和40年春に至り現在地に御社殿御造営の議が決定し、直ちに着工の上、同年9月竣功いたしましたので、同月15日に此の御社殿において遷座祭を執行いたしました。
 (平成祭データ)
参拝月日  02/06/2005

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               一の鳥居                                北海道らしい社殿