神武天皇社(福岡県芦屋町)
鎮座地
〒807-0112 福岡県遠賀郡芦屋町正門町14-15 旧筑前国 遠賀郡
電話
093−223−0216
旧社格等
県社
御祭神
・神武天皇
・仲哀天皇
・神功皇后
御由緒
神武天皇社(じんむてんのうしゃ)
福岡県遠賀郡芦屋町。
旧県社。
祭神は神武天皇。
『古事記』 神武天皇東征の条に「筑紫の岡田宮に一年 坐しき」、『日本書紀』同条には「天皇、筑紫国の岡水門に至りたまふ」とあり、万葉歌碑「天霧らひ日方吹くらし水茎の岡の水門に波立ち渡る」の置かれたこの芦屋が岡田宮、岡水門の地であり、また、神武天皇 東征時の軍船を集め給いし行宮の霊跡とも 伝え、遠賀川河口の古代要港であったことがうなずけ、これらの神武天皇伝承が創祀と深く結びついている。国主黒田氏の治政下でも崇敬篤く社地、社殿改築用材の寄進が行われていた。
例祭四月三日、九月一七日。
大正一〇年(一九二一) 県社に列格。
昭和二〇年六月、空襲爆撃のため社殿焼失 目下鎮座の地芦屋の氏神様であり岡水門の鎮護神としての「岡湊おかみなと神社」に仮合祀されている。
(1997年 東京堂出版 神社辞典)
神武天皇社(じんむてんのうしゃ)
福岡県遠賀郡芦屋町に鎮座。
神武天皇・仲哀天皇・神功皇后を祀る。
神武東遷の途軍船を集め給うた岡田宮の址に創立された古社と伝え、江戸時代には藩主黒田氏の崇敬驚く、延享二年(1745年)社殿造営に附、献納物があり、寛延三年(1750年)藩主継高社参を爲し、宝暦六年(1756年)國中五穀成就の祈願を修めせしめ、宝暦十年(1760年)神田二段八畝餘を寄進し、寛政六年(1794年)同斉高社参し、爾来藩主の社参等度々行はれた。
例祭日 九月十七日
(臨川書店 神道大辞典 806頁)
案内板にはつぎのとおり記載されています。
神武天皇社
(神日本磐余彦天皇)
平成十二年十二月八日(皇紀二千六百六十年)遷座祭
神武天皇の御分霊を奉斎す。
御神殿の材料は伊勢神宮よりの撤下材を拝受使用。
昭和二十年六月米軍の焼夷弾により
社殿は焼失し、終戦後、宗教法人となり
御神体は芦屋の産土神、岡湊神社に
奉斎し今猶当社にて祭祀は続けられています。
連絡先 芦屋町船頭町
岡湊神社社務所223−0216
参拝月日
02/11/2006
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一の鳥居 参道から拝殿