八幡朝見(はちまんあさみ)神社 

鎮座地 〒874-0812 大分県別府市朝見2−15−19     
電話  0977-23-1408  
旧社格等  県社  
御祭神 ・大鷦鷯尊(おおさざきのみこと) 仁徳天皇
・誉田別命(ほむだわけ) 応神天皇
・足仲彦命(たらしなかひこ) 仲哀天皇
・気長足姫命(おきながらたらしひめ) 神功皇后
御由緒 別府温泉の守護神 八幡朝見神社 由緒

 朝見八幡宮勧請由来記によればその御鎮座は、実に建久七丙辰年(一一九六)十月まで遡る。
豊前・豊後守護職、大友能直公は入国するや直ちに鎌倉幕府の鎮守、鶴ヶ岡八幡宮の御勧請を志し、建久七年朔日、家臣能登之助国久に命じ、朝見庄民をして、龍ヶ岡(現在の乙原)の地に御勧請申し上げた。後、鶴見山噴火の際、龍ヶ岡の社地は崩壊し、御神殿を現在の朝見の地にお遷し申し上げた。
 降って慶長三年(一五九八)、別府湾沿岸の震災、久光島陥没などの変事があり、御本殿並びに什宝旧記の類は
その殆どが壊滅したといわれる。
 しかし寛文十年(一六七〇)、御社殿が再興され、又元禄九年(一六九六)、御神殿並びに楽堂を、文化十一年(一八一四)、拝殿並びに廻廊をと次々に造営され明治に至る訳である。
明治六年(一九一八)に郷社、昭和十二年(一九三七)に県社と社格を進めた。
その間大正十一年(一九二二)、御社殿の大改築、昭和二年(一九二七)、斎殿並びに能楽殿が新築され、そして、昭和三十六年(一九六一)別表神社となり、旧官国幣社と同格に列せられるに至った。
 また戦後、温泉神社を合祀し、名実ともに別府温泉の守護神として、別府市民はもとより、全国各地から訪れる観光客の尊崇の的となっている。
以上。
  (平成祭データ )
参拝月日  10/16/2004

参道の鳥居

夫婦杉(門杉)
この杉を二人で通ると結ばれる。

御神水
萬太郎清水

拝殿
大友能直公により御創建

鎌倉幕府の鎮守、鶴岡八幡宮の御勧請

入母屋造銅板葺

大正十一年(一九二二)に御社殿の大改築

本殿
三間社流造り

末社

ご神木
県天然記念物
大楠(樹齢1千年超