御由緒 |
御祭神
大己貴大神(おおなむちのおおかみ)
少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)
御由緒
太古神代に大己貴大神、少彦名大神は九州より大和国に帰り給う途中に、西須恵字赤崎の浦に船を止め上陸なされた。この時漁業、塩業、農業の術をさずけ深めなさった。その事跡を仰ぎ第十代崇神天皇の御代7年(紀元前九十一年)鎮守神として奉祀された。
文永九年(西暦一二七二年)疫痢病が流行し、鎮圧神願のため大和国三輪邑(奈良県桜井市)の大神神社より分霊を勧請し、社殿を建てられた。
天正十九年(西暦一五九一年)九月十九日、現在の社地(松原)に遷座された。
この時、霊泉「美奈(那)登池」の神水を頂伝染を免れた。
明治十三年(西暦一八八〇年)火災により社殿を焼失、同十五年(西暦一八八二年)に再建。現在の社殿は大正十年(西暦一九二一年)十一月に大改築された。
御祭礼
五月 祈年祭
7月 祇園祭(夏祭)松原神社
十月 例祭(秋祭)神幸祭
十二月 新嘗祭
美奈登池
松原神社の隣・以前境内の北側は海であったが、この池は潮が混じらず清水が涌き、この水を飲むと病気せず三輪(大神神社)の神の神徳なり。
三輪鳥居
明神型鳥居三つを一つに組み合わせた形の鳥居
特に秋分・春分の中日、朝早くお参りし七つ鳥居をくぐりすれば、中風除けのお陰を得る。
(社前由緒掲示板より)
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