丹波國一の宮「式内社」出雲大神宮(いずもだいじんぐう) HOME blog

鎮座地 〒621-0002 京都府亀岡市千歳町千歳出雲 旧丹波国 桑田郡  
電話  0771-24-7799
旧社格等 国幣中社 (現単立神社)
丹波國一の宮
式内社 丹波國桑田郡 出雲神社 名神大
御祭神  ・大國主尊
 ・三穗津姫尊
 ・少那姫尊
御由緒  出雲大神宮由緒
当宮には大国主命とその后神三穂津姫命御二柱の御神格を併せて主宰神と称し祀り他に天津彦根命天夷鳥命を祀る殊に三穂津姫命は天祖高産霊尊の御女で大国主命国譲りの砌天祖の命により后神となり給う 天地結びの神即ち縁結びの由緒亦ここに発するもので俗称元出雲の所以である
日本建国は国譲りの神事に拠るところであるが丹波の国は恰も出雲大和両勢力の接点にあり此処に国譲りの所由に依り祀られたのが当宮である
古来大平和の御神意に依り国と国人と人総ての結びの大神を祀るとして上下の尊崇極めて篤かった 崇神天皇再興の後 元明天皇和銅二年に始めて社殿を造営現社殿は鎌倉初期の建立にして(重要文化財)それ以前は御神体山の御陰山を奉斎し古来より今尚禁足の地である 又御陰山は元々国常立尊の鎮まり給ひし聖地と傳えられている
(式内)名神大社、丹波国総社一之宮
(御階)正一位
(社名)正しくは出雲大神宮、千年宮、出雲神社
(攝末社)古は三十六ヶ所あったが兵火に失われ現在は上の社、黒太夫社、笑殿社、春日社、稲荷社、崇神天皇社あり
一、神宮寺 明治四年出雲極楽寺に借地移転す、現在の十一面観音菩薩像は重要文化財
一、例大祭 十月二十一日
一、私大祭 四月十八日 当日無形文化財風流花踊奉納
一、古墳 横穴式 五世紀~六世紀前 
    前方後円墳車塚古墳は当宮の口碑あり 推定は成務天皇代
一、古代の神域は愛宕山を含み飛地境内が所々にあり京都大原野神社は飛地領なり
  (社前由緒掲示板より、原文のまま)

出雲大神宮
 御祭神 当宮では二柱を合わせ特に出雲大神、出雲太神宮(日本書記)、出雲神社などと称へ奉り建国の所由によって元出雲といわれる。従って縁結びの神ということも当宮を指すのである。鎌倉時代以後婁々京師の争乱つづき広大なる神領は失われ(愛宕神社の愛宕山もその領域大原神社の小塩山は飛地社領)由緒も埋れた。兵乱のない島根半島の大社は国譲りました大国主大神御一柱を祀る慰霊の社にすぎない。そこでは六十年毎にお建替へが行われるが愈竣功なると神火は丹波よりということが一般に信ぜられている。
 社殿創立 現在の社殿はその様式全国第一の古重要文化財に指定されている。丹波国一之宮。延喜の制名神大社。明治之制国幣中社。宮司家には「千年の火」を伝うといわれている。粥占祭大護祭などの神事に用いられている火が特に尊ばれている所以である。
 (平成祭データ) 
参拝月日  11/23/2009

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境内入口の鳥居 拝殿