若宮八幡社              HOME blog

鎮座地 〒873-0004 大分県杵築市大字宮司336番地      
電話  0978-62-3148 
旧社格等  県社  
御祭神 ・大鷦鷯命 (おおささぎのみこと) 大雀命 (仁徳天皇)
・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ) (応神天皇の皇子)
・宇禮姫(うれひめ)
・久禮姫(くれひめ)
御由緒 若宮八幡社由緒略記

 人皇第六十五代花山天皇の御宇、寛和元年十二月、従五位下紀兼貞朝臣、勅宣を奉じて、伝灯大法師安宗と共に、京都石清水若宮四所の御尊像を奉護、この豊後速見郡八坂郷に下向、柏島(今の観音寺の地)に鎮座し奉る。
元来この八坂郷は宇佐八幡の神領に属し、石清水八幡の京都御鎮座と共に、貞観の頃より石清水の神領になっていたが、何分土地は遠隔で、海路暴風とか海賊等の禍もしばしばで御貢物の輸送も意に任せず、畏くも宇田天皇第九皇子一品式部卿敦実親王は、この途中の平安と神領地の五穀豊穣とを熱願せられ、御手ずから四尊像を白檀木に奉彫、延喜十四年八月、仁和寺にて開眼供養、これを石清水の神殿に奉安せられました。
 当社は、即ちこの四所の御尊像を奉遷申し上げたもので、今なお千余年の御神威をそのままに御神殿の奥深く鎮まりまして居られるのであります。
 その後、天喜五年三月、生地村に、承安三年九月、中村に、嘉暦元年十一月、現社地(金鷹山)に御遷座申し上げ、明治六年郷社に、大正十年県社に御列格になりました。
累代藩公の氏神として尊崇篤かったことは申すまでもなく、地方郷民の宗祀として愈々御神威のいやちこに渡らせられることを拝し奉るのであります。
以上
  (平成祭データ )
寛和元年十二月(西暦985年)
参拝月日  10/16/2004

鳥居

参道

参道から神門
元禄六年(1693)に
築かれた百段の石段

神門(随身門)
宝暦十一年(1761)創建

神門から拝殿

拝殿

みごとな彫刻が
ほどこされた拝殿

拝殿内部

本殿

和漢将軍社
【祭神】木付親重
杵築地方開発の始祖と
仰がれている

神門から杵築市街