多賀(たが)神社           HOME blog

鎮座地 〒822-0016 福岡県直方市大字直方701   
電話  0949-22-0125
旧社格等  縣社
御祭神 ・伊邪那岐大神
・伊邪那美大神
(配祀)
・八幡大神
御由緒 多賀神社参拝案内
多賀神社の由緒

 みしめ縄かけて祈らむいと長き
よはひを守る多賀の社に  正三位有功

寿命の神として有名な多賀神社は、伊邪那伎大神(男神)伊邪那美大神(女神)の二柱の神を祭る。
 この夫婦の神は、日本の国土山川草木を造り給ひ、八百万の神を生み給うた。天照大神の御両親に当らせらるる神である。
 神世の事は詳かでないが、古く、日ノ少宮・日若宮と称へ、奈良朝時代には妙見大明神多賀大神とも称へた。
正平年間、征西将軍の宮、懐良親王大願主とならせ給ひ、菊地武光資を献じて社殿を改築した。以来、親王武将、庶民の崇敬篤く、徳川時代に黒田家が直方を支藩とした時、高政、之勝、長清の三代に亘って、本殿以下末社鳥居能舞台に至るまで改築した。即ち、一の鳥居は黒田長清の建立。柱銘は貝原益軒の書である。
元禄四年、宮司青山敏文は禁裏に願ひ、もとの多賀大神に改めた。本殿の額は油小路大納言隆貞郷の染筆である。
大祭は、春は、四月の第三金・土・日曜日、秋は、十月の第三金・土・日曜日行はるるが就中十月の大祭中三年毎に執行さるる御神幸は、内容外観共に「日本一」の称あり、神馬に御神霊を戴き、錦蓋を奉戴して渡御される形式は國中に例がなく、古代の服飾をした数百人の供人がその前後に供奉する情景は、実に荘厳優雅な一大絵巻である。

多賀の宮みこしすぎゆくおひかぜにわれはかしこまる神わたり給ふ  釈迢空
以上
 (平成祭データ)
参拝月日  06/04/2005

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