妙見宮 西山神社               HOME blog

鎮座地 〒850-0005 長崎県長崎市西山本町8-18 (旧肥前国 彼杵郡) 
電話  095-823-1378
旧社格等  
御祭神 ・天之御中主大神
・高皇産靈大神
・神皇産靈大神
御由緒 長崎ザボン発祥地・寒桜正月開花
 西山神社(妙見宮)由緒記

御祭神
天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
高皇産靈大神 (たかみむすびのおおかみ)
神皇産靈大神(かんみむすびのおおかみ)
 造化三神(天地創造の神様で仏者の所謂妙見大菩薩)

 長崎聖堂の学頭で唐通事 盧草拙(ろそうせつ)が寛文年間(1660年代)から奉祀していた北辰 妙見尊星と諏訪社吟味役村田四郎次(酒屋町居住)が奉祀していた妙見尊神を草拙所有地であったこの浄地(現在地)に神社を建てて祀ることとし妙見様を信仰していた時の長崎奉行石河土佐守の許可を得て享保2年(1717年)から2年間の歳月をかけて享保4年(1719年)8月25日に社殿全部完成し西山妙見社と称えられ永らく北辰妙見大菩薩鎮宅霊符尊神鎮座の霊域となった。
 明治2年神仏混淆禁止令により御祭神を造化三神に改め西山神社と改称され今日に至っているが、社殿に奉納された白蛇・龍の額や絵が見られるのは白蛇や龍が妙見様の使者であったからである。
 安政4年(1857年) 9月諏訪神社が火災焼失した折には御神体を西山妙見社に移し諏訪社の仮宮が置かれたところでもある。
 境内には緋寒桜の古木があり正月には開花し初詣の人を楽しませており、
また寛文7年(1667年)ジャワからザボンの種子が唐船船長・周 九娘により盧草拙に伝えられ境内に播いたところ見事に成長し、その元木の種子が各地に播かれ長崎近郊は勿論 島原半島・鹿児島地方までザボンが産出されるようになったが現在元木の三代目・四代目の樹がなお枝を張っており歌で広く知られた「長崎ザボン」の発祥地である。
 (境内案内板より抜粋)
参拝月日  02/03/2006

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                一の鳥居                                境内入口の鳥居から拝殿