熊野神社
鎮座地
〒811-3121 福岡県古賀市大字筵内1575
電話
旧社格等
村社
御祭神
・饒速日命(にぎはやひのみこと)
・速玉男命(はやたまのをのみこと)
・伊邪那美命(いざなみのみこと)
・事解男命(ことさかのをのみこと)
・宇麻志麻知命(うましまぢのみこと)
御由緒
熊野神社 「故宮(もとみや)」 若一王子宮(にゃくいちおうじぐう)
【由緒】
熊野神社は鷺白山の北の峰、緑豊かな「なぎの木」しげる鎮守の森に奥床しく鎮座されている。御祭神は 伊邪那美命、饒速日命他三柱を祀り、日本の建国に最も功績の高かった神々で、文武に勝れた開運の守り 神である。
社伝によるれば、神武帝が東遷のおり御船を海浜につなぎ、この山上の石に腰掛け四辺を展望されたこ とから「御腰掛石」が残っており、大小二石あることから「夫婦石」とも呼ばれている。後に神功皇后が 新羅へ進幸される時、神武帝の故事に倣いこの地が勝れた霊山であるので祭祀の御座に藁筵を敷き熊野大 神を招請して、戦勝を祈念された。 その折白鷺が飛来して傍らの松樹に止まり、筵内の村名と鷺白山の地 名が起こったと言う。
天安五年(1448)足利義政将軍の時、鷺白山から現在地に移され、天文年中(1532~1554 頃)義晴将軍の時再建された。
九月十六日から十八日迄の祭礼には三町余(三百五十米)山下の頓宮(宝満神社跡地)へ渡御されてい た。
(社伝は筑前国続風土記拾遺巻乃25に拠る)
明治五年十一月三日 村社に列格
明治四十四年七月四日 五所大神社、宝満神社、貴布弥神社、天御前神社、白山神社を
本社境内に移転合併
大正十二年八月十三日 愛宕神社を境内に移転合併
県指定文化財である阿弥陀如来像板碑、神仏混合の名残である本地堂の阿弥陀仏像、本殿にある龍の彫 刻、伝説に残る黒駒の絵馬をはじめ多くの絵馬を拝殿内にみることができる。
現在の祭礼
元旦祭 一月一日
初祈願祭 三月二日
春季祭典 五月初午(十日までにない時は初卯)
秋季祭典 九月初卯(同右 初午)
宮 座 10月16日
(境内入口の石碑より)
参拝月日
07/01/2005
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一の鳥居 拝殿
社殿全景 本殿