備前國一の宮 吉備津彦神社(きびつひこ) HOME blog

鎮座地 〒701-1211 岡山県岡山市北区一宮1043 旧備前国 津高郡    
電話  086-284-0031
旧社格等  国幣小社(現別表神社)
 備前國一宮  
御祭神  ・天御中主大神 高御産巣日大神 神御産巣日大神 天之常立大神 國之常立大神 伊邪那岐大神 伊邪那   美大神 天照皇大御神 月讀大神 素戔嗚大神 建日方別大神 大山津見大神 大國主大神 事代主大神
  少彦名大神 宇迦之御魂大神 天津神 國津神 八百萬神
   
 主祭神:大吉備津彦命。
 相殿 :吉備津彦命(大吉備津彦命の子)、孝霊天皇(大吉備津彦命の父)、孝元天皇(大吉備津彦命の兄      弟)、開化天皇(孝元天皇の子)、崇神天皇(開化天皇の子)、彦刺肩別命(大吉備津彦命の実兄)      天足彦国押人命(孝昭天皇の子)、大倭迹々日百襲比売命(大吉備津彦命の姉)、大倭迹々日稚      屋比売命(大吉備津彦命の妹)、金山彦大神、大山咋大神 素盞嗚尊
御由緒   当神社は朝日の宮と称され、吉備之国最古の大社で古代信仰太陽、月星、泉、磐座、巨木 を仰ぎ、山は神体山にして巨大な磐座磐境を有し超太古時代は気比太神宮、吉備社、吉備 津神社、吉備津宮、朝廷直属の一品一宮の社宮として朝廷は勿論、諸民にも崇められて来 ました。

 社殿が出来たのは、天吉備津彦命神去りました崇神天皇六十年で、御神紋は太陽 と月の重なりあった金環色を表現した二重丸の中に、四葉木瓜(伊勢皇大神宮と同じ御神 紋)が入り、又九七の桐は本州一宮、天御中主大神を始め造化三神国産みの大元の神々 又国の崇祖神と仰ぐ天照皇大御神(古代当社では気比大明神、気比比賣之大神)を祀る社 であることが示され、亦御神紋十六菊は天皇家直の男神(天皇皇子)の方々、五七の桐は直 の女神の方々を祀る印とされていて、御祭神、由緒社格の深遠さを示しています。
 
 主祭神は天御中主大神、高御産巣日神、神産巣日神(造化の三神)。天之常立・国之常立神。伊邪郡岐・伊邪那美大神。天照大御神(気比大明神・気比比売大神)、月読大神、 素戔嗚大神、建日方別大神、大山津見大神、宇迦之魂大神、大国主命、事代主命、少名彦命、 神倭磐余彦天皇、天津神、国津神、八百萬神々等を祀り又、

 大吉備津日子命、御相殿には御子 吉備津彦命(吉備津武彦命)、孝霊・孝元・開化・崇神各天皇、彦刺日方別命、天足彦国押人命、 大倭迹々日百襲比賣命、大倭迹々日稚屋比賣命、金山彦命(鉄の神)、大山咋命、山頂 龍神社に王龍神(天の龍王神・地の龍王神)を祀り、本州(大八州)一品一宮、気比太神宮、 大社吉備津宮として県内はもとより近郷まで宗祖神、總鎮守としていかに崇められていた かがうかがわれます。

 特に摂仕・子安神社は、いにしえより縁結び、予授け安産育児の守護神の社として崇められて来ました。社殿は、平成 元年三月末に修復完成し、立派な社殿に甦り、皆様方へのより厚き御加護お授けをお願いお祈り申し上げています。こ の他、稲荷神社は、龍王山を背後に控え古代五穀豊穣・金運・招福・商売繁昌稲荷大明神として崇拝され、方位によ り各地に造営され稲荷信仰として発展し両社とも霊験あらたかな社であると年々ご参詣になる方が増えています。

 当神社八月二日・三日に行なわれます御田植祭、御斗代祭のお祭は当地はもとより全 国に至るまでの豊作並ぴに諸業繁栄をお祈りする御祭です。御幡献納祭は、稲作、製鉄の 技術も初めて当地、当神社に伝わり、そして全国に広まったという由来表現の神事です。
 また、十月十七日の神嘗祭、亦例祭は天照大御神(気比比賣之大神、気比大明神)の標示 された大御手振により今迄の豊作の御礼を申し上げ、立派な御饌御酒種々の味物を捧げ る御祭で、その後行なわれる流鏑馬神事は来年に迎える夏の猛暑、其の後におこる大風など による大洪水などの災害による諸難諸病を大神様方々の御加護により矢で的を射て、来年 も、悪魔退散除去して戴き幸福に、平穏無事に過せるようにお祈りする御祭りで毎年執り 行われます。

 (注)当社が昔、気比太神宮と言われていたことを伝承者が伝えていましたが、古文書を松 田氏の部下に焼かれる前までは、上記の社名があったと思います。明治二十年項まで大守大 藤内家が宮司をされ、その後昔の分家延友の大守家が受け継ぎ明冶三十年項宮司をされ、 当時は大社吉備津宮吉備津神社(太郎太殿)と呼ぱれていた。昭和天皇御即位国幣小社昇 格の頃現在の吉備津彦神社と呼ぱれるようになったものと思います。 (現在も地名が吉備津彦神社の境内のみ吉備中山となっています。)

 昭和六十一年十月神無月には、昭和天皇御座位六十年を記念し古来よりの神迎えの神事 を復活し以来毎年十月(神無月)一日天御中主大神の御許へ全国各地の宮、社の天津神、国津 神の神々を当社渡殿へお迎え奉斎し、超太古天照皇大御神(気比比賣大神、気比大明神)のし めされた祭祀の大御手振を受け継ぎ神嘗祭、例祭をご奉仕いたしています。そして十月三十一 日に各社へ神々をお送りいたしています。十月の期間中当社へ多数の 方々ご参詣、全国の神々様にもお祈りを捧げて下さい。そして盛大な古代神事七十五大騰据(大嘗祭)の一時も早く復活、神々ヘの立派なお供 え、お祈りが出来ますようご協力、ご助成の程お願い申し上げます。

 ○夏至の日は、伊勢二見ケ浦、夫婦磐又鳥居の中心より太陽が昇り、吉備津彦神社 も正面鳥居より太陽が昇り幣殿の御鏡に朝日が差込むよう社が造られています。

  (神社パンフレットより抜粋)
参拝月日  10/25/2008

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参道入り口の鳥居 社殿全景