鎮座地 |
〒729-3104 広島県福山市新市町宮内400 旧備後國品治郡  |
電話 |
0847-51-3395 |
旧社格等 |
國幣小社(現別表神社)
備後國一宮
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御祭神 |
主祭神:大吉備津彦命<第7代孝霊天皇の皇子・四道将軍>
(元の名:五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと)
相殿神:大日本根子彦太瓊命(孝霊天皇) 細比賣命 稚武吉備津彦命 |
御由緒 |
吉備津神社(一宮さん)
吉備津神社は、備後国の一宮である。創建は八〇六(大 同元)年【平安時代】と伝えられるが、神社名が最初に確認できる史料は、一一四八(久安四)年【平安時代】の京都八坂神社の記録「社家条々記録」である。 境内を発掘しても一二世紀以降の遺物しか確認されない。
境内および周辺の山林は、史跡一宮(桜山慈俊挙兵伝説地)として一九三四(昭和九)年に指定された。
また、境内には一六四八(慶安元)年【江戸時代】に再建された本殿(国指定重要文化財)や、神楽殿(県指定重要文化財) などの建造物が一八棟現存する。
左の絵図は、室町時代の神社の様子を描いたもので、神道系建物が四一棟、仏教系建物が一〇棟、中間系建物が三 棟、民家二〇棟の計七四棟確認でき、神仏習合の時代を克明に描き出している。また、神社周辺の山林は山城として 整備され、前面の御池を含めて、神社そのものが都市であ り城郭であったことがわかる。
(参道案内)
備後国一宮 吉備津神社
御祭神
主祭神 大吉備津彦命
相殿神 大日本根子彦太瓊命(孝霊天皇) 細比売命、稚武吉備津彦命
例祭 十一月二十三日及びそれに近い日曜日を含む三~五日間
創建 大同元年(八〇六年)
「一宮さん」の名で親しまれ、備後国一宮(古くから備後の国を代表するもっとも崇敬された神社) として、現在も多くの方々がお参りされます。
旧国幣小社、現在、別表神社
御本殿 (国指定重要文化財)
現在のご本殿は慶安元年(一六四八年)、当時の福山城主であった水野勝成公により御造営されました。
入母屋造平入・桧皮葺で、桁行(横)七間(一八.五m)、梁間(縦)四間(九.七m)あり、全国でもまれにみる大規模な社殿です。
また、向拝三間で正面には千鳥破風・軒唐破風を持った江戸時代初期の建築でありながら、室町時代の風格と桃山彫刻を兼ね備えています。
(本殿前案内板) |
参拝月日 |
10/25/2008 |