御由緒 |
神柱宮(かんばしらぐう)
祭神
主神 天照皇大神・豊受姫大神
相殿 天津彦火瓊々杵命・天手力雄命・天太玉命
天津兒屋命・萬旗豊秋津姫命
由緒
人皇第六十六代後一条天皇御宇萬寿三年大監平季基島津御荘開拓に当り、神託により梅北町に島津御荘の総鎮守として創建し、旧藩始祖島津忠久公をはじめ都城旧領主資忠公以下代々又旧島津荘内の人々朝詣暮参し厚く崇敬し来る。
廃藩置県明治四年都城県設置に伴い、県内総鎮神社として、明治六年十月二十八日にこの小松原に遷座された。昭和四十七年遷座百年・創建九百五十年昭和天皇御在位五十年記念に、第六十回伊勢神宮式年遷宮古下賜材をもとに本殿改築、諸施設改装境内整備等はかり崇敬の誠を捧げ今日に至る。
萬寿三年九月九日市内梅北町創建。
享保十九年五月十三日神階正一位授位。
明治六年五月二十五日県社列格。
明治六年十月二十八日現小松原へ遷座。
昭和五十一年七月一日別表に掲げる神社加列。
昭和五十七年三月三十一日神柱宮と社名変更。
大祭
例祭十月二十九日・祈年祭二月十七日
新嘗祭十一月二十三日・神幸祭十一月二 三日
中祭
歳旦祭一月一日・元始祭一月三日
紀元祭二月十一日・新嘗当日祭十月十七日
天長祭十二月二十三日・夏祭六月灯祭七月九日
末社基柱神社十月二十八日
小祭
月並祭毎一日・十五日
外七草参祭一月七日・節分厄祓豆まき二月三四日
七五三参十一月十五日
安産・初宮参・車祓・其の他祭随時
(社頭由緒掲示板)
市指定有形文化財
木製小型神殿 王面
篇額 狛犬 箙 鏑矢
指定年月日 昭和五十年三月二十日
神柱宮は万寿三年(1026)平季基(すえもと)が創開した神社である。
もと梅北町益貫にあったが、明治維新後に都城県参事桂久武が、県の総鎮守として移転改築することを決め、明治六年十月二十八日にこの地に遷座した。
祭神として天照大神・豊受大神ほか七神を祭り、この地の総鎮守として氏子崇敬者の信仰を集めている。
この宮に所蔵される什器の内、社宝とされる木製小型神殿一基、王面阿呍一対、篇額一幅、狛犬二体、
箙(えびら)三個、鏑矢などは何れも製作年代も古く、貴重な文化遺産として特に市有形文化財に指定されている。
都城市教育委員会
(案内板より) |