御由緒 |
祭神は神功皇后、応神天皇、傅えて云う、神功皇后三韓御親征の時、海上風波高く龍船を高泊湾に繋泊して風の鎮まるを待ち給へるに明旦に及ぶも風波ますます烈しいので御親ら巌上に立ち天神地祗を拝して風鎮の祈願をなし給ひ了りて玉冠を海浜の大石に掛け給うた。
よって地名を烏帽子岩と呼ぶ。里人聖跡を敬慕し祀を此処に建てて神功皇后社と敬称し後、烏帽子岩八幡宮と称へ昭和十九年烏帽子岩神社と改称し同年四月十八日村社に列格す。
寛文年間より毎年本藩毛利家より社領米八斗宛献納あり。境内社に深江明神社(社領米五升)あり。
又烏帽子岩掛石御釜石も尚附近の馬の川明神、手洗池明神と称すものあり。
(平成祭データ)
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