御由緒 |
明応元年(西暦1492年)筑前国筥崎八幡の神当村の外久保山降臨す。村人当地へ遷祀したと伝える。古くは鷲頭大和守再建、しかし、これを遡る元徳二年(1330年)には長府串崎八幡宮の社領の中に粟野村の名があることからこの頃既に村落では信仰の中心として氏神が祀られていたであろう。
永禄元年(1558年)と文政七年(1824年)祝融(火災)に遭う。
明治七年(1874年)に郷社に列せられ大正五年(1916年)村民の醵出により現社を建立。
その後平成五年(1993年)には氏子の浄財により社殿が修復され、翌六年四月には御鎮座五百年の式年大祭が斎行された。
当社は粟野地区の氏神として五穀豊穣・海上安全・商売繁盛を祈念する庶民の崇敬が篤い。
例祭 春 四月五日
秋 十月二日
(社頭由緒掲示板より)
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