御由緒 |
参拝のしおり
明治神宮は、明治天皇、昭憲皇太后二柱のご祭神がお鎮まりになる清らかで森厳な内苑と、聖徳記念絵画館を中心に、数多くの優れたスポ-ツ施設を有する外苑と、それに結婚式場の明治記念館とから成りたっています。
内外苑一帯にわたって、うっそうと茂った緑したたる常磐の森は、国民の心のふる里、憩いの場所として常に親しまれています。
明治四十五年七月三十日に明治天皇、大正三年四月十一日には、昭憲皇太后がおかくれになりました。これを伝え聞いた国民の間から一斉にご神霊をおまつりして、ご遺徳を永遠に追慕し、敬仰申し上げたいという機運が高まり、その真心がみのって、明治神宮のご創建となったのであります。
境内は、明治神宮、昭憲皇太后とは特に縁りの深い元の南豊島世伝ご料地と決定しましたが、このあたりは古くから代々木といわれ、武蔵野特有の野趣豊かなところで、大正の初めご造営工事の時、境内の殆どが全国青年団の勤労奉仕により現在のように造苑整備されました。面積は約七十万平方メ-トルで、都心にありながら山地にある心地のするほど深い森林を形造っています。これらの大部分が全国各地からの真心こめた献木です。現在はその数約十七万本、二四七種、草類は三五二種にも達し、季節になると訪れる渡鳥も入れて五十余種にものぼる小鳥のの楽園で、今日では、代々木の人工の森、愛の森と親しまれ、諸外国にも有名になっています。
(平成祭データ)
明治神宮
祭 神 明治天皇(第122代天皇)
昭憲皇太后(明治天皇の皇后)
鎮 座 大正9年11月1日(1920年)
例大祭 11月3日(明治天皇の誕生日)
由 緒
明治45年7月30日明治天皇が崩御になりますと、国民の間からご神霊をおまつりして、ご神徳を永遠に敬いお慕いしたいとの熱い願いが沸き起こりました。当神宮の造営にあたっては、全国各地よりの献木と青年団員の勤労奉仕がなされ、更には奉賛会を設立して外苑が奉献をみるなど、全国民挙げての創建となりました。
沿 革
創建当初の社殿をはじめ主要建物は、昭和20年4月の戦災により焼失しましたが、昭和33年11月、国内はもとより海外からも多額の浄財が寄せられ、現在の社殿が復興されました。
境内
内苑(東京都渋谷区代々木神園町)約70万㎡
外苑(東京都新宿区霞ヶ丘 及び 港区元赤坂)約30万㎡
神楽殿
平成の御大典記念事業として造営されたもので、明治神宮崇敬会及び全国崇敬者よりの多大な奉賛により平成5年に竣工しました。神楽舞、舞楽を奏しての厳粛な祈願祭を随時奉仕しています。
ーー以下略
(南参道入口案内板より抜粋) |