太鼓谷稲成神社(たいこだにいなり) HOME blog

鎮座地 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田409 旧石見国 鹿足郡  
電話  0856-72-0219
旧社格等 郷社 (現別表神社)
御祭神  ・宇迦之御魂神
 ・伊弉冉尊
御由緒 日本五大稲荷
津和野太鼓谷稲成神社

御祭神 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
      伊弉冉尊(いざなみのみこと)
           (二神共女神)
御由緒
 安永二年、石州津和野城主亀井矩貞公が津和野藩の安穏鎮護と領民の安寧を祈願するために三本松城の表鬼門にあたる東北端の太教谷に伏見の稲荷大神を勧請せられ、爾来、歴代藩主の崇敬が篤く廃藩後は一般庶民の信仰を広く集めその御神徳は霊験と共に衆人のあまねく周知するところであります。
 大正十三年には北白川宮大妃殿下の御参拝があり、平成五年には参拝者の激増に応えるために境内が整備され朱塗りの宏壮華麗な御神殿、儀式殿、参集殿、社務所が建立され今日に至っています。
 現在、神社本庁別表神社(旧官国弊社並)
御神徳
 稲成の大神は、衣食住の大祖神、万民豊楽の御神霊にして、古くから開運厄除、産業発展、福徳円満、願望成就の守護神として崇敬せられ、参拝者は四季を問わず、社頭は日々殷振を極めています。
 表参道には神恩御礼と御祈願のために奉納された鳥居が約千基、さながら朱のトンネルのように立ち並び、稲成大神様の御霊験を如実に物語りています。
 年間百数十万人の参拝者のあることも、西中国地方における信仰の一大霊場として日本五大稲荷に数えられていることも、すべて卸神徳の宏大無辺によるものです。
(願望成就の神として、当社の「いなり」は「稲成」と書かれています)

日本五大稲荷
伏見稲荷大社(近畿地方)京都市
笠間稲荷神社(関東地方)茨城県笠間市
祐徳稲荷神社(九州地方)佐賀県鹿島市
竹駒稲荷神社(東北地方)宮城県岩沼市
太敦谷稲成神社(中国地方)島根県津和野町
 (神社パンフレットより抜粋)

太鼓谷稲成神社御由緒
御祭神 宇迦之御魂神
     伊弉冉尊   二神共女神
 本社は霊峰青野山を東に仰ぎ頭を巡らせば三本松城址の石塁を指呼の間に見る太鼓谷の霊地を神域と定め、安永二年五月十五日、石州津和野八代の城主亀井矩貞公が三本松城の安穏鎮護と住民の福祉多幸を祈願するため城山の聖地此の峰に勧請せられ爾来幾星霜の間歴代城主の崇敬厚く、衣食住の大神、開運厄除、産業発展、福徳円満の守護神として崇敬せられ就中、願望成就、商売繁盛、盗難、紛失物の手戻り等の霊験は衆人の普く知る処であって愈々顕著である。
廃藩後一般衆庶の崇敬に移されてより参拝者は四季を問わず絡繹として跡を絶たず社頭は常に殷賑を極めて居る。
近時参拝者の激増に鑑み社殿の改築のため一億七千万円の巨費を投じ七星霜の月日を費やし茲に丹塗にして宏壮華麗な社殿の建立を見たのである(昭和四十四年竣功)。
参道に林立する一、二〇〇本の朱鳥居は八割が願望成就の奉納であって、二割が将来への立願のしるしである。
現在、賽客は年間百五十万人を凌駕し西中国の一大霊場であり、日本五大稲荷の一社であることも宏大無辺なる御神徳の賜ものである。
因に大正十三年北白川大妃殿下御参拝になり後に御神宝の御寄進あり、境内に宝物殿を設置し次いで養老文庫、茶席半峰亭、儀式殿、結婚式場、披露宴会場(二百人収容)参集殿等設けられる。
現在、別表神社(旧官国幣社並)に列せられている。
猶、全国稲荷神社に於いて伏見稲荷系統と豊川稲荷系統とに大別され稲荷、稲生、稲成に分つ、稲荷は三万有余、稲生は二十二社、稲成は当社一社のみである。
 (参道入口由緒掲示板より) 
参拝月日  04/12/2008

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大鳥居 拝殿